リーフとマーシスとまちゃつのシングルレート

ソロ潤とマーシスが共同でシングルレート構築及び考察について記載していきます。

S7使用スカーフミトム軸サイクルパ【最高2016】

1.まえがき

初めまして、まちゃつです。

XYからORASにかけてガッツリやりSM発売前に引退。その後SM最終シーズン中盤で復帰し今に至ります。その為USUMに入ってもやる気満々でした。おかげでそこそこの成績が出せたので記事に残しておこうという形です。

このブログの管理者とはリアルでの繋がりがあり、「折角レート2000到達できたし構築記事書きたいな、でもブログ開設もな」ってところに声を掛けて頂き、ここで書くこととなりました。少し長めですが最後まで読んで貰えると嬉しいです。

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2.構築意識

構築を組む際に考えたことは以下の3つです。

簡単な理由ですが、1.3.はよく使われるポケモンに強いポケモンを入れた方が勝ちやすいから。そのポケモンが苦手なポケモンを呼びにくくする,後出しが安定すれば強いからです。2.は7世代最強と認めざる得ないミミッキュが蔓延っている今の環境で隙のあるパーティーでは上を目指せないと考えたからです。余談ですがこのパーティー、なんとZもフェアリーも入っていません笑

と、ここでシーズン7最終日のKPランキングを見てください。

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 そう、水×電気×氷の通りが良い!!

上位40匹だけでも、ランド,リザY,ギャラ,バシャ,ゲコ,カバ,レヒレ,マンダ,カグヤ,ドラン,ガブ,ドリュ,マンムー,マリルリ,パル,アシレーヌ,ガモス,ヒトム,グライ

この辺りは一撃で致命傷を与えることができます。(バンギ←硬すぎやめざ氷2倍勢除く)

つまり、採用率の高いポケモンが削れた状態で上から殴り続けたら勝てる。と考えて採用されたのがスカーフミトムです。取り巻きは上記に従って選択し決定。

 

 

3.ポケモン別説明

3.1.フシギバナ@メガストーン

性格:ずぶとい

努力値(実数値):H204 B156 C124 D4 S20  (181-×-179-158-141-103)

技:ギガドレ めざぱ炎 ヘド爆 こうごうせい

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呼ぶナット,ジャロその他草枠とコケコ,レボルト等の電気に投げます。耐久がかなり高いので後出しが安定し、こうごうせいを採用しているので不意の急所や並みの役割破壊技も何とかなります。ただ砂おこし2枠採用とのアンシナジー感は否めませんでした。サイクル戦で面倒になるカグヤもこいつでやどりぎカットしつつごり押ししていきます。また、スカーフミトムを主力としていて可笑しな話ですがメガギャラが重かったのでその対策枠としてかなり物理に厚くしました。

調整は、HBが意地ガブのげきりん,ようきメガルカのコメパン2耐え,1舞陽気メガギャラのかみくだく高乱数2耐え(94.5%)で、Cは大抵のミミッキュをヘド爆で確2になるように。Sは準速50属(マリルリ,メガクチ等)抜きです。

耐久は十分でしたがメガクチがめざ炎×2で落ちないのでもう少し火力に回してもよかったかもしれません。

 

3.2.ウォッシュロトム@こだわりスカーフ

性格:ひかえめ

努力値(実数値):H124 B4 C140 D12 S228  (141-×-128-157-129-135)

技:10万 ボルチェン めざ氷 ドロポン

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エースにしてパーティーほぼ唯一のアタッカー。(理由は後ほど)基本的に先発で出し有利対面突っ張り,不利or何とも言えない対面ボルチェンで削り、一貫が取れたところで詰めにいきます。初手の安定性は凄まじく、環境に多いステロ撒きに有利とれたり上取れてるつもりで突っ張るゲッコウガを上から倒せたり。そして、何より強かったのがぶっ刺さってて初手に出されまくるリザYを、 上からボルチェン→バンギ交代砂撒き→ソラビ溜め交代不可→バンギ30~40ダメほぼ無償突破 ができる所です。通算20匹以上は葬りました。これができるとほぼ勝てるのでリザY初手で来るとニヤニヤが止まりません笑

調整は、HBが陽気メガギャラのじしん高乱数耐え(81.2%),HDがDL対策+臆病テテフのSF下サイキネ高乱数耐え(93.7%)で、CはHD特化カグヤ,レヒレ高乱数2発。Sは実数値202で最速130属抜き抜きです。フェローチェは補正ありの方が多く,抜こうとすると他の数値が足りなくなるので敢えて止めておきました。全体的にいい調整だったと思います。

 

3.3.カバルドン@ゴツゴツメット

性格:わんぱく

努力値(実数値):H252 B252 D4  (215-132-187-×-93-67)

技:じしん こおりのきば あくび なまける

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ミトムが起点にされやすいメガガル,リザX,バシャ,バンギ,ミミッキュ等物理対策に採用。バシャがカバでしか受けられないので見たらほぼ選出してました。こいつは特に説明不要と思われ。

 

3.4.テッカグヤ@たべのこし

性格:なまいき

努力値(実数値):H228 B108 D172  (201-121-137-127-157-72)

技:やどりぎ まもる ヘビボン ほうしゃ

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サイクル戦で何かと強く嫌われ者のカグヤさん。テンプレ技構成採用で行動は読まれますが択ゲーで勝てば問題ないのです。初手ミミッキュやテテフはミトムのボルチェンor素引きでこいつに繋ぎます。こいつの重要な役割対象はフェアリーがいない関係上きついジャラランガをやどまもで何とかすること。はっきり言うとこいつくらいしか打ち合えません(欠陥...) また、ミトムが起点にされがちなメガマンダやメガラティとの沼ゲーを展開していくことも多かったです。(メガラティほぼ勝,マンダ約6割) 選出迷ったら取り合えず出す枠でした。

調整は、HBがからやぶ後意地パルのつらら耐え,HDが残飯込み特化テテフのSF下サイキネ最高乱数×3以外3耐え,10万確定2耐えで、Aは無振りですが無振りテテフやミミッキュをヘビボンで確1にできます。同族との打ち合いやナットその他鋼意識でSに下方補正掛をかけました。

択ゲーになりがちですが、勝てなさそうな場面から粘り勝ちできた試合も多く嫌われるだけのことあるなと思いました笑

 

3.5.バンギラス@とつげきチョッキ

性格:しんちょう ※いじにするとA実数値4上がることに気付きました。いじ推奨

努力値(実数値):H92 A236 B12 D148 S20  (187-184-132-×-152-84)

技:エッジ じしん れいパン かみくだく

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ミトムが起点にされがちなガモス,アゴ,メガラティ等に投げます。耐久振りガモスの蝶舞後虫Zやわるだくみ後龍Zを平然と耐えて返り撃ちにするのがお仕事です。チョッキ持ちバンギの特殊耐久は本当に凄まじく、使っていて「えっwそれ耐えるのww」と何度言ったことか。

調整は、HBが陽気ガブのじしん耐え,HDがめがねテテフのきあいだま(火力指数144,000)まで耐えられ(高乱数)格闘Z以外で一撃で落ちることはまずありません。AはれいパンでB4振りガブ高乱数1,じしんでH4アゴ砂込み確1やH252振りギルガ高乱数2発,かみくだくでH252B4メガゲン確1等、Sは4振り60属抜き抜き抜きです。

耐久もあり火力もありで、まさに数値の化け物って感じでした。ですが、不意に飛んでくる格闘Zは流石に耐えないのでその時は相手が上手かったと諦めましょう。もう少し振ると耐えられますが火力が足りなくなるのでこの辺りがいいラインだと思います。

 

3.6.バシャーモ@メガストーン

性格:いじっぱり

努力値(実数値):A188 D84 S236  (155-224-100-×-111-150)

技:フレドラ じしん エッジ まもる

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見せポケ要因。始めは、ミトムが刺さらないパーティーに出すつもりで高速アタッカー要因として採用しましたが、気付けばほぼ選出せず。10試合に1度出れば良い方で、それだけミトムが刺さっていたとも言えます。技構成,努力値共にアゴ意識し過ぎたのもその要因だったかもしれません。選出こそしませんでしたが、こいつのお陰で選出誘導できていたはず(と思いたい)

調整は、HDがメガ前で特化アゴの流星耐えで、Aはあまり。Sが1加速で最速フェローチェ,2加速で最速スカーフ125属抜きです。

この枠をもっと考えればより良いパーティーになれる気がします。それと、ひざ切りじしん搭載はアゴぶっ倒せるのが気持ちいいので良かったかなと。勿論欲しい場面は多かったですが…

 

 

4.選出,立ち回りについて

基本選出はミトム先発+受け2匹で、受けは充実していてほとんど何でも受けられるのでより幅広く見れるポケモンを柔軟に選択していった。多かったのはミトムカババンギ,ミトムカグヤカバ,ミトムバナカグヤ等。これで何とかなるのがほとんどで選出がすぐ決まることが多いのはこのパーティーの特徴かもしれない。立ち回りはミトム初手有利なら突っ張り,不利or何とも言えない場合で上取れてそうならボルチェンをし、その後は受けループと役割論理を足して割ったような立ち回りをして削っていく。最後に受けポケ(主にバナカグヤ)で詰ませるかミトムで殴り倒して勝ちというのが理想形。

しかし、マンダやバシャ,ナット,ジャラランガ,アゴ等こいつがいないと負けに直結するという一部のポケモンが多い時は、バナカグヤバンギやバナカババンギ(基本バナ初手)のような受け主体の戦い方を強いられた。が、役割対象に負けることが少ないため勝てることが多かった印象。

単体できつかったのは、フェアリーがいない関係上ジャラランガ,範囲が広くバンギの上からとんぼで帰られるサザン,沼ゲー不可避のマンダなど。この辺りは毒浴びせたり択勝ちしてどうにかしていた。

そして、どうしようもなかったのが単体では両刀珠バシャと瞑想ねむカゴスイクン,パーティーとしては受けルやブルルドランドヒドイデのような,うちのパーティー以上にサイクル性の高いパーティー。全体的に低火力なパーティーのため余程択勝ちしない限り押し負ける。これ以上増えれば考え物だが遭遇数が少ないため運がなかったと諦めることにしていた。

 

5.感想

このパーティーに決まってからの勝率は体感で6割前後。自分の中では凄く使いやすく感じた。プレイングが物を言うパーティーであるように感じており、集中力が欠如すると一気に負け込んでいったので適度な休憩を挟む大切さを実感した。

今回、初めて且つどうにか2000に乗せられたが実は総対戦数1000overと、数に物を言わせたところがあると思う。(といっても、そのうち400戦くらいは環境把握やパーティー模索,遊びで消費していたが) それでも、次はもっとスムーズに,より高いレートを取れるよう頑張りたい。